「画凶少女」ちゃおデラックスホラー冬号
こんにちは!2019年もすっかり年の瀬ですが…みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日久しぶりに伺った小学館さんで入場ゲートに挟まったりもしましたが私は元気です。宮田です。
【おしらせ】
ちゃおデラックスホラー冬号
小学館さんよりただいま発売中です〜!
全国の書店さんなどでぜひお手にとってみてください!
電子書籍版も発売されています。電子派のかたはそちらもどうぞよろしくお願いいたします〜!
読みきり「画凶少女」を描かせていただきました。
このたびは初めてホラーに挑戦させていただきました。
今の担当編集さんと初めて一緒につくったお話で、
そして実は初めて作画でデジタル仕上げに挑戦した漫画でもあります。
初めて尽くしでわからないことも多かったのですが、担当編集さんや友人にたくさん助けていただき勉強させていただき、有り難い一作になりました。
年末年始や冬休みのお供に、ぜひ読んでいただけるとうれしいです。
さらに続きで裏話のようなものを少し…
もしご興味ありましたら!
※ネタバレかもしれませんので、これから読んでくださるかたはご注意ください
私は子どもの頃に、画家の星野富弘さんが口に筆をくわえて絵を描かれているのを本でみて、絵は手だけで描くものだと決めなくていいんだと知りました。
それ以来、私は右利きなので、右手がなくなったら左手で、それもなくなったら口か足か、なにかで絵を描くんだろうなと思って生きてきました。
生きている限り絵は描ける、大丈夫なのだと、希望を頂いたのです。
でも、このお話のなかの川村詠は、そうではありません。
うっかり飛び込んでしまったばかりに、前に進めず、無いものに執着して戻るしかありません。
そして彩芽子も、自分の中の罪悪感に気づけないまま立ちどまれずに走り抜けます。そんなふたりのお話です。
うーんつまりなにが言いたいんだろうこの作者は…笑
私がこの漫画を読んでくださった貴重なちゃおっこのみなさまにお伝えしたいことはひとつで…
線路に物を落としたら、自分で取ろうとしないですぐ駅員さんに言おうね!!
命より大切なものはこの世にほかにありません。ありませんから。
もうひとつ余談ですが、
タイトル「画凶少女」は北斎先生の雅号の「画狂老人卍」からいただきました。かっこいいよね…卍…
ホラーなのですが、自分の趣味を入れられて楽しいのもあり(笑)、私はずっとウキウキした気持ちでこの漫画を描いていました。
こんなに楽しい気持ちで漫画を描けたのは初めてでした。本当にありがたいことです。
年末年始お忙しい最中ですが、少しでも楽しんでいただけますように。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
宮田未鳥